自己理解から始まる、これからの人材育成 ~古代の叡智が導く持続可能な成長~
- mail92937
- 2024年12月6日
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代表取締役社長 原田裕子

急速な変化と不確実性が常態化する現代社会において、組織の持続的な成長には「自律型人材」の育成が不可欠だと言われています。しかし、その実現には外側からのアプローチだけでは限界があります。真の自律は、内側からの深い変容によってもたらされるものだからです。
私たちSURYA SANGAは、15年にわたる実践を通じて、古代インドの叡智と現代心理学を融合させた独自のアプローチを確立してきました。そこで見えてきたのは、持続可能な人材育成には「心身の調和」と「深い自己理解」が不可欠だということです。
現代社会では、多くの方が心身の不調和を感じています。たとえば、慢性的な肩こりや腰痛を抱えながら「これが当たり前」と諦めていたり、会議での発言に悩んで本音を言えなかったり、逆に感情的になって後悔したり。このような状態が続くと、個人の創造性が低下するだけでなく、チーム全体のコミュニケーションにも影響を及ぼし、組織の機能不全にまでつながっていきかねません。
しかし、私たちは確信を持って言えます。この状況は必ず変えられるのです。
ヨガと瞑想による実践は、単なる心身のリラックスではありません。それは、自己への深い気づきをもたらし、内なる力を引き出すプロセスです。この実践を通じて、私たちは自分の思考パターンや感情の動き、身体の状態をより正確に理解できるようになります。
この自己理解は、効果的なストレスマネジメントを可能にします。自分の状態を適切に把握し、早期に対処することで、本来持っているエネルギーを、不安や焦りではなく、創造性や前向きな行動に向けることができるのです。
さらに重要なのは、この自己理解が他者理解の基盤となることです。自分自身を深く理解することで、他者との関係性も自然と改善されていきます。なぜなら、自己理解は共感力を高め、より建設的なコミュニケーションを可能にするからです。その結果、チーム内の信頼関係が深まり、創造的な対話が生まれる土壌が育まれていきます。
このように、個人の内なる変容は、必然的にチーム全体の進化へとつながります。一人ひとりが自己の可能性に気づき、それを活かせる環境が整うことで、組織全体が持続的な成長の軌道に乗るのです。
私たちのアプローチは、時として従来の組織開発の常識とは異なる道を示すかもしれません。しかし、この不確実な時代において、真に必要なのは内側からの本質的な変容なのです。それは、一時的な解決策ではなく、持続可能な成長への確かな道筋となります。
人は誰もが、無限の可能性を秘めています。その可能性を開花させる鍵は、すでにあなたの中にあるのです。共に、その扉を開いていきましょう。
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